《仏領サンピエール・ミクロン:ST.Pierre Miquelon》


【 10フラン札 】


《 解説 》
カナダのニューファンドランド島の南方沖にありサンピエール、ミクロン両島を含む8つの島から成る。総面積242平方km。人口6700人(1998年)政庁所在地はサンピエール (St.Pierre、人口5700人)。1660年以来フランス領。1976年海外県となったが、経済水域をめぐるカナダとの関係を考慮し、85年6月海外領土に。現在の通貨はフランス・フラン。主要産業は漁業。80年代後半からカナダの経済水域での操業が制限され、漁業は停滞し、観光や企業誘致を促進しているそうです。表面の肖像は、17世紀ブルボン朝の政治家「 ジャン・バティスト・コルベール Jean-Baptiste Colbert (1619-1683) 」です。