【 500ペソ札 】
《 解説 》 |
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表面の肖像は「 ベニグノ・アキノ Benigno Aquino (1932-1983) 」元上院議員です。反マルコスのリーダーとして知られ、72年に反逆罪で逮捕され死刑を宣告されるが、80年にアメリカに亡命しています。1983年、国内で反マルコス運動が高かまったのを機に帰国。しかし、マニラ空港に到着するや暗殺されています。1986年〜1992年までフィリピン初の女性大統領になったコラソン・アキノ女史の夫です。裏面には、彼のキャリアを示す色々なシーンが描かれています。また表面右下のタイプライターは、第二次大戦中に従軍記者として活躍した彼を象徴しています。 |