《フランス共和国:France》


【 500フラン札 】


《 解説 》
表面に描かれているのは、キュリー夫妻です。(夫)ピエール・キュリー Pierre Curie (1859-1906)、(妻)マリー・キュリー Marie Curie (1867-1934)。夫とともに研究に励み、ラジウムを発見したキュリー夫人は、女性としてはじめて、そして史上初の2度のノーベル賞を受賞した。キュリー夫妻は放射能の研究を進め、ラジウムという新しい物質を発見した。キュリー夫妻はこの放射能の研究を推進し、1898年にはウランよりもはるかに強い放射性の元素ラジウムを発見。ベクレルと共に1903年ノーベル物理学賞を受賞。その後パリ大学教授に就任したピエールは交通事故で急死、マリーはその後任となり、ラジウムの発見によって1911年2度目のノーベル賞(化学賞)を受賞しています。裏面に描かれているのは科学室です。透かし模様は元素構成の模写です。