《エジプト・アラブ共和国:Egypt》


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《 解説 》
表面はサルタン・カーイトベイ・モスク(The mosque of Sultan Quayet-Bay)です。死者の街と呼ばれるカイロイスラム地区の最東端にマムルーク朝のスルタン、カーイトゥーベイの墓とマスギドがある。カーイトゥーベイは数多くの要塞を始め、多くの建築物を残したが、もっとも傑作といわれるマスギドで今は永眠しています。裏面は、アブシンベル神殿 (Abu Simbel Temple) です。約3300年前の新王国時代第19王朝のラムセス2世が建設した大岩窟神殿。神殿正面には20メートルにもなる4体のラムセス2世の巨像が並んで見るものを圧倒しています。アスワンハイダムの建設によって水没の危機にさらされたが、ユネスコの協力を得て、いくつものブロックに切り分け水没しない場所まで移設されました。1979年にアブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群として世界遺産に登録されています。